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ハリー&アン 

シングルキャストの方はそれぞれのチームごとに同じ役でも違う演技ができるのが役者さんにとっては密かな醍醐味なのではないでしょうか?
同じ役でもダブルキャストの役者さんの個性や役に対する解釈(ある程度基本は同じかもしれませんが)や表現も人によって違うので、当然それにあわせて変化をつけなきゃならないわけで、大変だと思いますが、その役が好きになればなるほど演じる楽しみもあるのかな?と思うのですが、どうでしょう?

勿論、本当にそこまでいけるのはひとりの演技力だけでは無理な話で、その舞台に出ているすべての人が自分の役を生かしてなければならないんだと思います。

その点では『銀のキス』はとてもいい空気が流れていたような感じを受けました。誰かの演技がいいと言うより全体に流れる空気…友情だったり、愛情だったり、親子愛だったり…。そんな空気の中で、自然ととても素敵な空間を醸し出していたのはこのお二人ではないかと思います。
当然稽古中にはその空気を作るためにコミュニケーションとか色々大変だったり、ご苦労はあったのでしょうけれど…観客にとっては結果だけなので、計り知れない部分なのですけれど。

前置き長いっちゅーねん!(^^;) 我が担当様がA4サイズ一枚じゃ書ききれないから…と言う気持ちがちょっぴり理解できます?じゃあ、2枚でも3枚でもホチキスでとめて…と思ったりしたのですが…だって担当様の字、好きなんですもの(余談)

友人経由で見せて頂くたびに、この人の書く字、好きだなと思うゾーイのパパ、ハリー役の高根さん。←やっとたどり着いた(笑)
高根さんと言えば、クールなイメージでいらっしゃいますが、字を見ると密かな優しさやお茶目ささえ感じてしまうのですが、当たっているのかは? そんな事はいいとして(^^;)

パパですよ、パパ。時の流れを感じ…コラッ(ノ`△´)ノ

ムニャムニャ…

真面目なパパ。優しいパパ。家族を大切にするパパ。
ゾーイがひとり悩みを抱え込んでしまうのは、このパパの資質を受け継いでいるのかなと感じるパパでした。
この家族、みんな優しいんですよね。
子供に余計な心配をさせたくない、癌と闘う辛い姿を見せたくない。家族ってそうあるべきなんでしょうけど、なかなかね。←我が家は失敗家族だったもので(笑)

奥さんのアンのため、娘のゾーイのため、自分が頑張らないと…そんなパパ、ハリーを二人のゾーイ、それぞれに優しく、受け止めていたように思います。

疲れ具合がリアルだったんですけど(笑) 案外コーンフレークがミルクに浸ってベチャベチャになったのお嫌い?ゾーイが食べたあとザラザラ入れてコーンフレーク中心に食べていたような…私がコーンフレークにミルクが苦手なので、そう見えただけ!?(笑)

林さんのアンは皆さん絶賛されているようなので、とくに語る必要もないのかと思いますが、私的には個性的な役の時の林さんより、しっとりとした役を演じている林さんの方が魅力的です。
まず、癌の闘病中の役なのでスキンヘッドにされてずっとベッドの上。スキンヘッドで衣装も検査着みたいな感じなのに女性に見えるってすごいですよね。寝ているか起き上がっての少ない動きですから、ごまかしはききません。
ゾーイの手を握って話す。スキンシップはこれしかできないけれど、この手の繋ぎ方にゾーイへの愛情がいっぱい伝わります。
そして精一杯の素敵な言葉の数々。

「滑っても投げつけでも割れるときには割れるのよ。どうして割れたかなんてどうでもいいの」

「自分の中にため込んじゃだめよ。いつか弱いところがほころんで、破裂する」

「世界が壊れてしまうわけじゃないのよゾーイ。人は誰でも死ぬの。目を背けていても消えてなくなったりはしないの。死を拒む魔法はないのゾーイ。」

「母さんは特別じゃないのよ」
「ゾーイにとっては母さんは特別なのね。でも、この世のすべての中では特別じゃないのよ」

「母さんもまだ少しは怒っているのよ。やりたいことが残っているんだもの…」

「存在しなくなるって言うのがどうしてもわからないのよ。内心怖くて仕方ない」
「はぁ〜。この痛みには我慢できない」

「母さんは怖かったのよゾーイ。こんな姿見せたら、楽しい思い出も消えちゃうんじゃないかと思って。ゾーイが母さんを思い出すとき、こんな姿しか浮かばないんじゃないかって…。そうならないようにしてね。思い出すなら、あのときの事…。」
「気落ちしたりしないでね。命のある限り、精一杯生きてちょうだい」

少女から女性にかわっていくゾーイを優しく強く見守っている素敵なお母さんを演じられたと思います。

■ちょっとツッコミ「銀のキス」■
〜12月9日編〜
三上ジュリアの右の髪が落ちました。バサッと落ちた瞬間、三上くんはスタジャンのポケットに突っ込む突っ込む!何事もないかのように演技をしていましたが、落ちてる方を客席に向けなければならない瞬間がありまして〜。

この日、曽世サイモンが回想シーンで話してる時に、三上スカーレット(サイモンの母)は思いっきりセリフがサイモンにかぶりましたね。
曽世サイモンもこの日は台詞が「あれあれ?」な箇所がありましたが、ドンマイドンマイ(;゜O゜)

深山クリスティーヌの衣装が初日と変化。カーディガンと帽子がピンクに。初日は幼稚園帽子みたいな紺の帽子にジャケット(オフィのトップページ参照)でしたから…。う〜ん、これもいいとは私は思えなかったのですが…。



■ややはみ出しLife■


本屋をウロウロしていて見つけた本

『ケンタロウ鍋』(笑)



ただそれだけの事(゜_゜)


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